現状は主に石炭、石油の代替燃料として温水・温風設備や発電設備などの用途で使用されています。
長引く原油価格の高騰と石炭価格の大幅な上昇等により、代替燃料である、木屑、RPF、CPFとともに廃タイヤ(チップ)の需要も急増しています。

日本国内においては製紙会社のバイオマスボイラーに利用されるなど、廃タイヤのリサイクル率は年々向上し、現在ではほぼ完全にリサイクル可能な資材としての運用が可能となっています。
しかし一方で金属ワイヤー入りの廃タイヤを燃料とすれば産業廃棄物として酸化鉄が多量に排出されるため、燃料としての使用には課題を抱えているという側面もあります。

ヒタヤの廃タイヤ破砕設備はタイヤチップとワイヤーをほぼ完全に分離することができます。
廃タイヤ破砕機は世界で製造されておりますが、その維持の難しさから、導入時から半年から1年程の操業で採算が合わなくなっていくのが現状です。
当社の破砕設備であれば、長期の安定したリサイクル事業の展開が可能となります。
ビニールハウスの代替燃料、発電用ボイラーの燃料として是非ご検討下さい。

弊社の設備ではビードワイヤーの入ったままのタイヤを投入し、1時間に約200本のタイヤを破砕することができます。金属は大半分離し、タイヤチップは製品として出荷できる状態になります。